東日本大震災復興支援プロジェクト
「Arts for People」
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NPO法人魁文舎ではこの度の東日本大震災に際し、Artによる被災地復興支援ボランティア活動「Art for People」を企画実施しています。この活動は音楽・ダンス・美術などのアートと文化によって被災地の復興と被災者を支援する目的で行われ、共感する多くのアーティスト、芸術団体、復興支援団体との協力連携によって推進します。 | ||||||
○ 復興支援チャリティコンサート 期日:2011年3月25日 会場:国際文化会館 財団法人国際文化会館との共催で、被災に会われた多くの人々への鎮魂の意味を込め僧侶による聲明コンサートを実施。入場料、上演料、寄付金を日本赤十字社へ義援金として送りました。 ○復興支援チャリティーダンス公演
復興支援チャリティダンス公演JAPAN BENEFIZ 期日:2011年6月9日(木)、10日(金) 企画:NPO法人魁文舎 この企画は魁文舎の提案に、長年日本のダンスを紹介してきたTheater im Pumpenhaus の芸術監督ルドガー・シュナイダー氏と、現在文化庁在外研修でベルリン滞在のじゅんじゅんに賛同をいただき実現したものです。入場料収入・上演料を拠出いただいた支援金は三者の協議により、アートによる復興支援活動のために使います。
じゅんじゅんのコメントをご紹介します。 「研修生活を送るベルリンの地で、震災後くすぶっていた被災地への想いがチャリティ公演として形となり、わずかながらも貢献できたことは自分にとっても大きな励みになりました。また実績あるプンペンハウス劇場でこの貴重な機会を提供していただき、本当に感謝しています。限られた中ではありますが自分なりに全力を尽くして望みました。 |
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被災地へのダンサー派遣 期日:2011年5月20日〜22日 ワークショップ指導:東野祥子(Baby-Q)、コーデネーター:花光潤子(NPO法人魁文舎)、アシスタント:カジワラトシオ、松本千鶴(NPO法人魁文舎) 避難所生活をおくる高齢者や児童に、身体の専門家であるダンサーが疲れた身体をほぐすストレッチやエクササイズを指導し、身体のリラックスと心のケアの機会を提供しました。JCDNとの連携により、東北の広範囲にわたる被災地の避難所を同時多発的に行い、長期的な実施を目指します。 期日:2011年6月8日〜10日 ワークショップ指導:隅地 茉歩、阿比留修一(セレノグラフィカ) |
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○岩手の民俗芸能の復興と再生 被災の激しい三陸海岸一帯を拠点とする宮古の「黒森神楽」の東京および海外でのチャリティ公演を実施し、活動の存続と地域の復興資金に役立てる計画です。人々の生活とともに受け継がれてきた貴重な文化財である東北の民俗芸能の復興と再生を支援します。 ○学校鑑賞事業の提供 小中学校で実施されていた舞台芸術の鑑賞事業が、震災による予算削減のため実施が危ぶまれています。子どもたちが優れた芸術文化に触れることのできる、ダンスや演劇鑑賞の機会を計画します。 ○ 岩手、仙台で活動する地元復興支援団体へのファンドレイズ後方支援。 |
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復興支援チャリティダンス公演 期日:2011年11月5日 2011年11月5日、ドイツ・ベルリンのTheaterhaus Berlin MiTTE(ベルリンミッテ劇場)にて、ドイツ研修中のダンスカンパニー「じゅんじゅんSCIENCE」主宰のじゅんじゅんによる復興支援チャリティダンス公演『Nippon Natche vol.2』が開催されました。公演の収益金は「Arts for People」の活動資金として募金頂きました。じゅんじゅん、出演されたダンサーの皆さん、当日ご観劇下さったドイツの皆さん、ご支援ありがとうございました! 岩手県宮古の黒森神楽 期日:2012年10月25日〜11月6日 *関連報告書 2012年10月25日〜11月6日、アメリカ・ニューヨークを皮切りにミドルタウン、フィラデルフィア、トウソンの4都市にて黒森神楽のアメリカ公演を実施いたしました。先の震災により、三陸沿岸一帯の村落にあった神楽宿の民家は甚大な津波被害を受け、巡業の継続や後継者による上演機会の減少が次代への伝統継承の課題となっています。国内外を問わず、地元周辺での活動が難しい間に受け入れて下さる所を探した末、アメリカに日本の伝統文化や現代芸術を長年に渡り紹介してきたNYの「ジャパン・ソサイエティ」が名乗りを上げ、現地の受け入れ元として各地ツアー先をオーガナイズしました。これを受けアメリカ公演に向けて実行委員会を組織し、文化庁の助成事業として実現しました。
被災地へのアーティスト派遣 期日::2013年4月13日 出演 土取利行、岡大介/コーディネーター 花光潤子/アシスタント 松本千鶴 主催 Arts for People(NPO法人魁文舎) 岩手県の宮古が生んだ大正・昭和初期の演歌師「鳥取春陽」の曲を中心に、三味線による宮古応援ライブを開催しました。田老のグリーンピアの仮設住宅に住む方々や、宮古のあらゆるところから春陽の歌を聴きに来てくださいました。世界的な音楽家の土取利行さんと、カンカラ三味線シンガーソングライターの岡大介さんのお二人にご協力頂きました。 【東日本大震災復興支援Arts for People】基金
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